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ホームページでは、生粋の大阪人、ラジオ大阪アナウンサー松本恵治が、毎回、大阪のいろいろな地域で活躍している方やその地域をご紹介します。
2006年4月15日(土)放送

  『榎本安全なまちづくり推進委員会』

 今回は、鶴見区の『榎本安全なまちづくり推進委員会』の活動をご紹介します。大阪府の青パト(青色防犯パトロール)第1号となった団体です。青パトは警察のパトカーではなく、自治体や民間団体による自主的な防犯活動に使われている車で、屋根に青色の回転灯が付いています。これまで一般の車が回転灯を付けることはできなかったのですが、一昨年の規制緩和により青色の回転灯を取り付けてもよくなりました。ただし、警察の許可が必要です。その許可を大阪府で最初に取得したのが、『榎本安全なまちづくり推進委員会』です。代表の木村武史(きむら たけふみ)さんにお話を伺います。




代表 
木村 武史さん


登下校時は通学路に立ち、
安全を守ります

木村さんは、府内第1号の
“青パト”に乗車

軽トラックにスピーカーを積んで巡回

「地域住民の意識の向上と、
犯罪ゼロのまち」をめざし、
昼夜を問わずパトロールします



松本:榎本地区は、鶴見区の大阪市立榎本小学校の校区ということですか?
木村さん(以下、木村・敬称略):鶴見区には11校区ありますが、そのうちの一つが榎本校区ということです。

松本:『榎本安全なまちづくり推進委員会』が設立された経緯をお聞かせください。
木村:平成16年5月に私が連合町会長になり、鶴見警察から区内の犯罪発生率の発表がありました。そこで窃盗、空き巣、ひったくりなどの刑法犯の犯罪が区内でも榎本地域が一番多く、それも群を抜いてワースト1であるというショッキングな数字を見ました。これはとても「そうですか、はい」というわけにはいきませんので、さっそく地元へ帰り、対応策を話し合いました。「それは警察の仕事と違うんか?」という人も中にはおりましたが、「これは警察だけにまかせておけない。自分たちでできることからやろう」ということで始まりました。

松本:最初はどんな事から始められたのですか?
木村:まず、現状を地域住民に知ってもらう必要があると思い、約6千世帯の住民に「私たちの住んでいる地域はこんなに犯罪が多い所ですよ」と、警察の資料をもとにチラシを作り、配布しました。まずは“目”への訴えです。同時に、“声”としても聞いてもらおうと「空き巣やひったくりなどに注意してください」というテープを作り、車で流して回りました。

松本:効果はありましたか?
木村:はい。以前は毎月10〜15件ほどひったくりが発生していましたが、平成16年の6月から活動を始めて8月までの約3ヶ月間0件でした。

松本:ゼロというのは絶大な効果ですね。
木村:私も驚きました。その効果で初めは反対していた人たちが、私たちもやらなければということになり、活動人数が大幅に増えました。

松本:大阪府の青パト第1号を取得されたということですが。
木村:平成16年12月に自主防犯活動が青色防犯活動に統一されるということで、大阪府警本部で講習を受けました。また「車も陸運局で承認を取って活動してください」という連絡があり、20名が講習を受け、年が明けて平成17年2月に正式に「榎本青色防犯パトロール隊」として発足しました。それが、大阪府下第1号です。

松本:現在、何台体制ですか?
木村:その後2号車も誕生し、現在1号車、2号車で活動を続けています。

松本:現在、その2台でどのような活動をされているのか教えていただけますか。
木村:子どもの下校時間に合わせ2時30分から3時30分まで、1号車で「子どもたちの下校時間ですので、地域の人は安全のためにご協力よろしくお願いします」というテープを流しながらパトロールをします。また夕方6時から7時までは、帰宅途中の女性を中心にひったくりの注意を呼びかけるテープを流しながら1号車でパトロールをしています。広報車は夜の8時までしか使えませんので、8時から10時には2号車で、防犯を呼びかけながらパトロールを順番に続けています。

松本:他にはどんなことをされてるのですか? 
木村:月に1回「お片づけ隊」と称し、違法広告物の撤去を実施しています。これも徹底してやっていますので、電信柱には全く広告物がないという状態です。

松本:以前に比べて、榎本地区の犯罪はどれくらい減っているのでしょうか?
木村:前年に比べ、全ての刑法犯の件数が17.4%減っています。大阪府全体でマイナスが4.9%なので、それをかなり上回るペースで減っています。

松本:ひったくりはどうですか?
木村:ひったくりは30%も減っています。大阪府全体で20.4.%のマイナスですので、これも大きく上回っています。

松本:他の盗難とかはどうですか?
木村:自転車の盗難も40%減っています。これも大阪府全体で25%のマイナスに比べると、大幅に減っています。

松本:青パトの輪も広がっているようですね。
木村:榎本地域が青パト1号で、その後、隣の今津地域や茨田東地域でも始まっています。その他の連合もどんどん、取り組み始めているようです。今年3月21日に鶴見区全体の青色防犯パトロール隊の発足式がありました。

松本:こういう動きが大阪市全体にどんどん広がっていけば、大阪市内の犯罪率もガクッと減ってくれると思います。今日は本当にどうもありがとうございました。
木村:ありがとうございました。



お問い合わせ/
榎本社会福祉協議会
榎本安全なまちづくり推進委員会
TEL:06-6963-0104


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