淀川区の三津屋商店街にあるみつや交流亭
2010年12月26日、A-yan!!関西をアートで盛り上げるNPO(田中やんぶ代表)の主催で行われた、小学生を集めての座談会「学校のトイレでうんこちゃんしますか?」 。先週の放送に引き続いて、今週はその第2弾。今回はまず、開催会場となった大阪市淀川区のみつや交流亭について、運営にあたっているNPO法人みつや交流亭の理事、福田弘さんにお話を伺いました。 みつや交流亭は三津屋商店街の空き店舗を利用していて、もともと1階が和菓子店、2階が住居だった建物。昭和38(みつや)年をコンセプトに、地元NPO、子育てサークル、大阪市職員組合、三津商店街などが集まってNPO法人を作り、運営にあたっています。日ごろは地元に住む落語家、笑福亭仁勇さんが関わる落語会と、ライブを1ヶ月ごとに交互に開催。また、平日の昼間は、子育てサークル「育児&育自“この指と〜まれ!”」が 「大阪市つどいの広場」 の会場として使用。さらに、商店街の利用者にはトイレや休憩場所を開放しています。
座談会の様子
→前回からの続き
座談会の参加者(敬称略)。 女子:さな(小6)、そら(小2)、ももね(小2) 、りお(小5) 男子:あつと(小2)、たいき(小5)、りゅうすけ(小1) Q:学校トイレがこうだったらいいなあ、と思うことは? ももね 自動で流れるトイレ。 りお 一つの個室が広くて、自動で流れ、手洗いが付いていて、いい匂いのするトイレ。今も障害者用のトイレを使った方が広くて気持ちいい。 さな 芳香剤が置いてあるトイレがいい。自分の好きな匂い。 りお 551の豚まんの匂いがいい。 あつと 今の広さで満足している。(便座も)今のままでいい。 ももみ 畳の便座がいい。 そら ふわふわしたクッションみたいな便座。 りょうすけ 犬の毛がいっぱい付いている毛皮の便座。座ると不気味な音がするのがいい。 りお 芝生の便座。 Q:うんこちゃんの音をかき消すために音を出す器具があるが、どんな音ならしやすい? りお 渡部陽一が「今から、水を、流し、ます・・・」と言う。 そら ピカピカとか、ピジュピジュとか、ガブガブとかいう音。 さな 激しい音楽が流れて・・・ロックとか。 りお 自分で好きな音楽を選べるとか。何とか行進曲とか。 りょうすけ さっきのニ胡の音が出てくるといい。 そら 2000何年とかいう年の数字を入れると、その年のヒット曲がかかるトイレ。
うんこちゃんを通じて みんながひとつになれた!?
Q:トイレの色や柄は、どんなのがいい? りお 金色とか銀色とか、ぴかぴかがいい。 たいき 漫画とかにも出てくる、お金持ちのトイレみたい。 そら 便器が虹色で、壁に魚、天井が宇宙が描いている。 さな 海の中のイメージ。壁に魚の絵とかが描かれているのを見せてもらったことがある。 りょうすけ 全部ガラス張りのトイレがいい。 * やんぶ 自分は小学校の時に恥ずかしくてうんこちゃんができなかったので、みんなにそんな思いをしてほしくないから今日はみんなから意見を聞きました。あつと君の学校では、みんな平気でうんこちゃんに行くそうだけど、誰も何も言わない? あつと 何も言わん。普通に行くのが当たり前。何も恥ずかしくない。 やんぶ もし「うんこマン」とか言ってからかう子がいたら、どうする? あつと そんなこと言うなっていう。バシっと言える。 やんぶ そういう答が欲しかった。ありがとう。あつと君の学校みたいなところが増えたらいいなあと思います。