若狭路博2003のメイン会場となる川崎地区


川崎地区はこのようになる予定


美しい日本海沿いを走る国道162号


ついに到着、三方五湖

  
     <三方五湖の地図はこちら>

来年は「若狭路博2003」で若狭を体感

再び国道27号を走り、大飯町を抜けて小浜市に。
ここで気になる「若狭路博2003」と書かれた看板を発見。
そこで、トンビが鳴くのんびりした小浜漁港へ。
ここが「若狭路博2003」のメイン会場とのこと。
若狭道博2003実行委員会の糀谷孝男さんにお話を伺いました。
     
 「来年春、舞鶴若狭自動車道が小浜西まで延長され、
 JR小浜線も電化の予定。この機会に、福井県と市町村、民間が一体で
 『若狭路博2003』を開催します。
 テーマは『交流・活力、そして未来の創造』。
 食、祭、海、エネルギーを活かし、若狭路の魅力をアピールしていきます」
このメイン会場ではどんなことが行われますか。
 「ここ川崎地区は、海会場として、
 『千年の発見・千年の展望』をコンセプトに、
 若狭路の魅力を『歴史』『恵み』『未来』『交流』『企業出展』の
 5つのゾーンで構成し、展示や催事を展開します。
 歴史ゾーンでは、歴史や交流を映像で紹介。
 また杉田玄白の『解体新書』を切り口に、歴史と文化を
 『若狭路歴史解体新書』として展示します。
 恵みゾーンでは、食材のアート的展示をしたり、
 
大鍋や押し寿司などの若狭路の食を大盤振る舞いしたりします。
 未来ゾーンでは、環境に優しいエネルギーの供給地としての役割を紹介。
 交流ゾーンでは、ステージを中心に国際伝統芸能祭のほか、
 出会いや交流が出来る催事を考えています」

サブ会場もあるんですか。
 「自然や歴史的建造物が多い竜前地区を山会場として、
 花畑やサイクリングなど自然を満喫できる催しをします。
 また市街地を中心にした里会場では、
 来場者へのもてなしと交流が出来る催事を地元主体で計画しています」

 「若狭路博2003」
 ■開催期間
  メインイベント 2003年9月14日〜10月13日
  若狭路8市町村連携イベント 2003年4月〜11月
 ■会場
  メイン会場 小浜市川崎地区(海会場)
  サブ会場  小浜市竜前地区(山会場)、小浜市街(里会場)
 ■若狭路博2003実行委員会 0770-56-5900


三方五湖が待っている

すっかり快晴になり、風景が光に満ちています。
あくまで海沿いの道にこだわって、国道27号から162号に入りました。
しばらく快適だったのに、トンネルを出ると急に、
左が切り立った断崖絶壁、右が緑が伸びる山。
対向車とすれ違えるのかなというほどの細い道です。
小浜でも、「162号で三方ですか。道が狭いですよ」と言われたけど、
こんなはずじゃなかったという感じ。
でも、これを抜けたら三方五湖が待っています。

ついに三方五湖に到着。
さっきは、特産の梅の木がびっしり栽培されていましたが、
今は三方湖と水月湖が交わるあたりに立っています。
水面は静かで、魚が跳ねたところから、さざ波が広がっていきます。
空の青と雲の白と山々の緑が映って、本当にきれいです。
三方町には、観光スポットもいっぱい。
梅がテーマの「梅の里会館」、
竪穴式住居が再現され縄文の生活が体験できる「縄文ロマンパーク」、
若狭のパノラマが楽しめる絶景ドライブウェイ「三方五湖レインボーライン」と
梅丈岳山頂、 そして湖での遊覧船。
空気もおいしくて、本当に素晴らしいところです。
こんないい場所を教えてもらって、感謝しています。


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今回は福井県の高浜町から、日本海沿いに三方五湖まで来ました。
大阪から日本海までは、舞鶴自動車道であっという間でした。
舞鶴自動車道は、舞鶴若狭自動車道となり、いずれ北陸自動車道の敦賀ジャンクションへと合流します。
ぐるっと回れる道の輪が、また近畿に増えることになります。楽しみですね。