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| 新年、大絵馬がお出迎え | ||
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| 浄瑠璃でも有名な山の古寺 | ||
「除夜の鐘は、11時45分から、職衆(しきしゅう)の後に、お出でいただいた全員の方に突いていただけます。大みそかは山を開放し(入山料不要)、鐘を突いていただいた後、お雑煮の振る舞をさせていただいています。お雑煮の後は福引大会があります。年越しの福を持って帰っていただけたらと、4〜5年前から始めました。また、先着200名に干支のお財布をプレゼントしています」 |
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「そうなんです。少し急ですけど、階段を上がり、台の上で突いていただくことになります。お里・沢市の『壺阪霊験記』ゆかりのお寺ということで、毎年、目のご不自由な方もお出でになりますので、寺の者が横に付かせていただいております」 |
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■開門時間/8:30〜17:00 ■入山料/大人600円、18才未満100円、 身体障害者無料 *大みそかはすべて無料 ■TEL /0744−52−2016 |
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| 歴史を作ったお寺で年越し | ||
「そうですね。黄金に輝いておられたんですね。鍍金(ときん)がしてあって、黄金が32kgほど使われていましたが、その半分は朝鮮半島の百済の国王から頂いたものです。仏様というのは、身体が金色ですよと教典に書かれており、それを忠実に再現していました。大きさも、像高が約2m75cmで、立たれると4m85cmぐらいになり、釈迦如来の原寸大の『一丈六尺』に一致します」 |
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「お寺の西80mほどに、『入鹿の首塚』という五輪塔が建っております。鎌倉時代に建てられた蘇我入鹿を供養する塔です。入鹿は645年の大化の改新の際、飛鳥板蓋宮(あすかいたぶきのみや)で、中大兄皇子と中臣鎌足に首をはねられました。入鹿の供養塔から先、甘樫丘(あまかしのおか)に至るまでの田園風景には、1400年前、槻(つき)の樹の広場があり、そこで644年に行われた蹴鞠(けまり)会で、中大兄皇子と中臣鎌足が運命的な出会いをされました。槻の樹とは、今で言うケヤキです」 除夜の鐘は、何時から突けるのでしょう。 「11時30分に、お寺の住職が最初の鐘を突かせていただき、その後は、来られた方全員に突いていただけます。また、先着250名に絵馬のプレゼントがあり、しょうが湯の振る舞いもあります」 |
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■飛鳥大仏拝観時間/9:00〜17:00 元日のみ10:00 〜16:45 ■拝観料/大人300 円、高校生250 円、 中学生220 円、小学生200 円 ■TEL /0744−54−2126 |
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意外なところで除夜の鐘が突けるものだと、びっくりしました。一口に鐘と言ってもさまざまな音色や姿があり、また鐘楼も色々ですが、それぞれが地域にマッチした形であることを感じました。 |
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