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カメラを通して見つけた 大和川「絵・ポスター・作文・写真」コンクールの締切りは10月31日。あと5日しかありませんが、写真部門なら間に合いそうです。そこで、キッズリポーターの永井ひかる(小6)さん、仲川佳那(小5)さん、眞壁友里(小5)さんの3人が、大和川の写真撮影にチャレンジします。写真の技術や大和川の魅力についての助言は、写真集「大和川慕情」を出されている金勝男さんにお願いしました。 |
キッズの感性に先生も脱帽 奈良県桜井市の金屋河川敷公園に流れているのは、初瀬(はせ)川とも呼ばれる大和川の本流。緑が多く、山が近くに迫り、民家もすぐそばにあります。河川敷は訪れた人々がゆっくり過ごせるように整備され、今日も釣りを楽しむ家族連れがいます。金さんに、写真を撮りつづけている大和川の魅力を伺いました。
堤防の上には、大人の背の倍ほどある石碑があり、昔の漢字が刻まれています。子供たちには読めません。 3人が散らばり、写真を撮りはじめました。堤防のすぐ横で撮りはじめたのは眞壁さん。 橋の上には永井さんがいます。かなり身を乗り出していますが… 仲川さんも橋の上。撮っていて楽しい? 撮影の途中、一度、金先生にみんなの写真をチェックしてもらいました。最初は眞壁さんの作品。 次は永井さん。上流が奥に続いていくような写真を、縦で撮りました。 仲川さんは、まだ納得いく作品がないようですが… |
アドバイスに目覚める3人 先生のアドバイスを受け、水に触れるぐらい川の近くまで来ました。腕前を上げてきているようです。 仲川さんは、いい写真が撮れそう? みんな、それぞれに個性が出ています。 最後に、旅行などに行った時にいい写真を撮るポイントを教えてもらいました。 さて、日本最古の市である海柘榴市(つばいち)が開かれた金屋地区は、初瀬川の流れに沿って民家や畑があり、のどかなところ。写真撮影の後、河川敷の少し上の道を歩きました。ベンチが所々に並び、等間隔に植えられている木の枝が張り出して木陰になるため、絶好の散歩コースになります。川へと下りていく階段のところには、赤や白の彼岸花がまだ残り、白い蝶々が飛ぶという、今年ならではの秋の風景も楽しめます。遠くの山が奇麗で、空や雲もよく見通せます。 ******
キッズリポーターたちは、最初から最後まで、のびのびと撮影を楽しんでいました。それにしても、レンズを通して見る景色と普段見る景色とでは、世界が全く違うかのごとく、がらりと変わってしまうことに改めて感激しました。皆さんも大和川に出かけ、どうぞ芸術の秋をお楽しみください。 |
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