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赤いそばの花に見守られ 大和川本流の源流地、奈良県桜井市三谷(みたに)地区の「山野草の里」。珍しい赤いそばの花が一面に広がっていて、これから「自然を楽しむ会・秋〜赤いそばと里の秋〜」が開催されます。しかし、この地区は、少し前まで里山の姿を失いかけていました。それを復活させたのは、今回のイベント主催者である「NPO法人山野草の里づくりの会」です。理事長の福岡定晃さんにお話を伺いました。 |
荒れた源流地に里山を復活 地元産の野菜やジャム、花の販売、スケッチ教室やクラフト教室、そば打ちなどが行われている会場で、福岡さんに、まずは赤いそばの花について伺いました。 「里づくりの会」は、地元やボランティアの方と力を合わせ、里山をよみがえらせる活動をしています。 どれぐらいの広さがあるのでしょう。 「山野草園」には、一般の方も見に来られています。 このすぐ後ろにあるため池も、復旧させたものだとのこと。
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河口の人が源流で打つそば そば打ちをされていた方にもお話を伺いました。 腰があって、実の味がするそばでした。そばは水が大切だとのこと。どんな水で打ったのでしょう。 高嶺ルビーも、打たれたことがあるそうですが…
会の本部は、大和川河口の堺市にあるとのこと。まさに、上流と下流との交流です。
イベント参加者にも、お話を伺いました。 大和川本流の源流となる水が、どこから流れているのかを見るため歩いたところ、幅30cmぐらいの川がちょろちょろと、でも、しっかりと流れていました。とても澄んだその水にはカニがいて、周りには草や木が生い茂っています。田んぼや赤いそばの花、少し遠くにある山などが見え、鳥や虫の声が聞こえて、足元ではコオロギも跳ねます。コスモスも奇麗でした。 ****** 赤いそばの花は、初めて見ました。とても可愛らしく、繊細で小さな花でした。風景も素敵でしたが、なにより、こういった里山を、ボランティアの方たちが一生懸命に守っていこうとしている姿が感動的でした。風景を楽しむのもいいのですが、何か自分にも出来ることがあるのではとも感じました。 |
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