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毎回、大阪を拠点に活動しているNPO法人やNGO、ボランティア団体、そして大阪のいろいろな地域で活躍している方やその地域の活動内容を通して、大阪の「ひと」や「まち」の魅力を発見していきます。
たくさんの人に知ってほしい大阪を魅力いっぱい、情報満載でご紹介していきますので、みなさんご期待ください。

2006年9月9日(土)放送

身近な啓蒙活動やカウンセリングに取り組む。
〜NPO法人『大阪環境カウンセラー協会』〜

今回は、NPO法人『大阪環境カウンセラー協会』の活動をご紹介します。大阪の環境のために、ボランティアで活動をされている団体で、事業者を対象とした環境カウンセリングを行う部門や、市民活動などで環境カウンセリングを行う部門があるそうです。協会員のほとんどの方がカウンセリングだけでなく、自らも環境保全活動を行っているのだとか。環境カウンセラーとは何か?という点も含めて、NPO法人『大阪環境カウンセラー協会』理事長の高井茂(たかい しげる)さんにお話を伺います。



●インタビュー前半

藤原:環境カウンセラーというのは、どのようなものなのでしょうか?
高井さん(以下、高井・敬称略):環境カウンセラーは、環境省が平成8年から行っている審査を経た人たちで、登録制になっています。毎年、登録のための論文と面接の審査があり、それに合格した人が登録されます。 今、全国で3000人強ぐらいの人が登録されています。

藤原:高井さんは、いつ登録されたのですか?
高井:最初の年の平成8年に受けて、登録されました。

藤原:10年前ですか、本当に初めの頃ですね。 
高井:新しいもん好きでね。

藤原:『大阪環境カウンセラー協会』の会員のみなさんは、今何人ぐらいいらっしゃるのでしょう?
高井:今は、180人ぐらいの会員がいますね。

藤原:『大阪環境カウンセラー協会』はどのような活動をされているのですか?
高井:五つほどの部門で、活動をしています。一つは『環境教育部門』、環境実験教室や環境セミナーなどを開催しています。また、『EMS部門』では、環境経営システムの普及をしています。それから『3R部門』というのがあります。これは廃棄物を少なくするためのいろいろな啓発や実際の行動をやっていこうと、今年から始めた部門です。それから、もう一つ大きいのが『エコアクション21』という中小企業向けの環境経営システム。環境省がやっているものですが、今、これの普及に一生懸命努めています。

藤原:環境ってひと口に言ってもいろいろあると思いますが、『エコアクション21』は、一般の方ではなく中小企業が対象なのですね。
高井:そうです。大企業はISO14000というのがあって、それは確かにいいシステムだけど、かなりお金が高く、人員もたくさんいるんです。『エコアクション21』は、安くて短期間で、しかも儲かるというシステム。だから中小企業の方々にはもってこいだろうと、考えています。


●スタジオ

藤原:いろいろな活動をされているのですが、お話に出てきた『3R部門』。この3Rとは、リサイクル、リユース、リデュースということです。

松本:その3つのRをとっているんですね。

藤原:そうなんですよ。廃棄物を減らして、資源を有効利用するという共通点で、女性会員が主に普及活動されています。主婦の目線での活動、例えば、マイバッグを持参して買い物するなど。

松本:今スーパーでも奨励していますね。

藤原:その他に、破棄するような傘でバッグを作ったりされています。

松本:傘でバッグ…?

藤原:傘って雨に濡れても強いでしょ。そういう素材を利用されています。

松本:ああ、そうかそうか。

藤原:フライパンの油汚れなども、牛乳パックを名刺サイズに切っておいて、それで油汚れを取り、そのまま捨てるというように、いろいろと細かいところで活動されているようです。また、『環境教育部門』では、小・中学校に行って地球温暖化に関する実験をしたりします。例えば、大きな火力発電の模型を使って、実際にどれぐらい大きなエネルギーが必要かっていうのを目で見て教えたりするんですね。そして、ちょっと面白いものを借りてきたので、スタジオに持ってきました。

−ピヨピヨ♪ピピピピー♪−

松本:あれ?ヒヨコ借りてきたんですか?

藤原:ヒヨコじゃありません。

松本:鳴いてまっせ。

藤原:これは、参加してくれた小・中学生に「冷蔵庫に貼っといて」と言って渡すそうです。冷蔵庫を開けたら、光に反応して鳴るようになっているんです。

松本:光に反応しているんですか。

藤原:鳴っている間は、ヒヨコちゃんが「早く扉を閉めて、早く閉めて」って言ってるということなんですよ。

松本:ああ、なるほどね。

藤原:冷蔵庫の扉の開けっ放しを防ぐという意味で使っていただいているそうです。他にも環境家計簿の普及も行っていらっしゃいます。ちょっとお借りしてきました。まさに家計簿です。ガスをどれぐらい使っているか、水道をどれぐらい使ってるかっていうのを。

松本:ガソリンをどうしているか、ゴミをどうしているかっていうのもね。

藤原:去年から今年、どれぐらい増えたのか、減ったのかっていうのを見るのと、もっと簡単にチェックするようなものもあります。

松本:エコライフ度チェックと、いろいろな取り組みをするわけですね?

藤原:そうです。

松本:冷暖房の温度は、夏は28度、冬は20度に設定しているかどうかとか、ガスコンロの炎は鍋の底からはみ出さないようにするとか。それぞれ、電気、ガス、水道、ゴミ、自動車で、5〜6項目ずつぐらいありますね。


理事長
高井茂さん

『エコアクション21』
認証登録セミナー

『ワンワールドフェスティバル』では、
地球温暖化についての解説や
実験を行いました

『西成区アメリカフェスティバル』
では、スタンプラリーの
チェックポイントにて、
環境に関するクイズを出題しました

『北粉浜小学校実験教室』では
楽しい実験を行いながら、
地球温暖化について勉強しました

手動発電の実験機

蒸気の力でタービンを回し
発電する仕組みの実験機。
火力発電の仕組みがよく分かります



藤原:もう一度見直す機会になるんじゃないかなと思います。これを1000軒以上の家庭に配布されているそうです。本当にすごく分かりやすいですし、身近なところから。

松本:エコライフといっても、あまり環境、環境と考えずに、家事や買い物の時に、「こういうことはしてますか?」という、身の回りのチェックですもんね。

藤原:ちょっとずつ改善していけるんだよーというところで、後半部分もお聞きください。



●インタビュー後半

藤原:私たち市民が、環境について相談することもできるんですか?
高井:当然!それが基本ですね。環境相談に来られる方もいますし、定期的に大丸百貨店で環境相談をやっています。月に1回ですが、私が担当してやっています。

藤原:じゃあ、あんまり堅苦しく考えないで、気軽に何でも相談できるということですね。
高井:優しいおっちゃんがおりますんでね(笑)。

藤原:大阪ならではの環境問題の特徴みたいなものってあるんですか?
高井:やっぱり大阪は商売の町やからね。私もずっと大阪で商売やっていましたし、そういうことで、特に『エコアクション21』っていうのをとってみると、「儲かんのかい?」っていう話がすぐ出ますね。

藤原:企業ですとね。
高井:答えは「儲かります」。実績では、年間450万円ぐらい経費が減ったというところもあります。今までこんなにガソリンや電気を使っていたけども、実際、調べてみたらものすごく無駄が多いということが分かってくるわけです。それをパッと、やめるだけで経費が全然変わってくる。『エコアクション21』に参加したら、それをちゃんと調べるから、いかに無駄が多いかということがよく分かります。



●スタジオ

藤原:松本さん、環境家計簿を熱心に見ていますけど、何かありました?

松本:エコライフをすると環境にも優しいですけども、自分の懐具合にも優しいな、と思ってね。

藤原:本当にそうですよね。

松本:無駄な電気とか、無駄な水とかね。もちろん環境にも優しいけども、自分のところに全部ふりかかってくるんですよね。

藤原:家計圧迫が助かりますね。

松本:そういう意味でも、これはちゃんとチェックせなあかんなと思って見てたんです。

藤原:夏場も暑いからって、クーラーをずっとつけていても駄目ですし、体にも優しいですからね。本当にいいこと尽くしです。

松本:テレビもリモコンでなく主電源で切るとかね。

藤原:本当に身近なところを改善していってもらえたらなと思います。9月25日に身の回りの環境相談ということで、『大阪環境カウンセラー協会』のみなさんが、大丸心斎橋店南館8階にいらっしゃいます。ちょっとこんなこと聞いてみたいなとか、また、環境家計簿が欲しいという方は、ぜひともお出掛けいただければと思います。

藤原:NPO法人『大阪環境カウンセラー協会』は、大阪市港区築港にあります。


お問い合わせ/
TEL:06-6599-0600
E-mail:info@osaka-eca.org
http://www.osaka-eca.org


● 取材を終えて、感じたこと

地球に優しく家計も助かるような無駄のない生活は理想です。例えば、お風呂の残り湯を洗濯に使ったり、出掛ける時はTVの主電源をオフにしたり、使い古したタオルはぞうきんとして再利用するなど、いろいろなところで工夫できるはず。何からできるかと考えると、得した気分で楽しいですね!
環境を守るということは、自分の身を守ることと同じ。
私も結婚したら、賢い奥さんになりたいな〜。


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