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今回は、和太鼓サークル『鼓魂（こだま）』の活動をご紹介します。太鼓の鼓にタマシイと書く『鼓魂』の活動について、リーダーの藤井まり子（ふじい まりこ）さんに伺います。
松本：太鼓の鼓に魂と書いて、『鼓魂（こだま）』。どうして、こういう名前になったのですか？
藤井さん（以下、藤井・敬称略）：元々この地域には、『響（ひびき）』という太鼓集団があったので、その名前を受けて「こだまがひびきあう」ようにという思いと、太鼓に魂を込め「太鼓大好き！」という太鼓魂を持ったいい仲間づくりをしたいという思いからつけました。
松本：今、メンバーは何人ぐらいですか？
藤井：10名程ですが、10代〜60代の幅広い年代層でやっています。
松本：男女比はどうですか？
藤井：ほとんどの方が女性です。
松本：ご近所の方が多いのですか？
藤井：ほとんどが平野の方ですが、太鼓が大好きで習いたいからと、奈良から来ている方もいらっしゃいます。
松本：練習は、どれぐらいのペースでされているのですか？
藤井：毎週１回、木曜の夜にやっています。１回２時間程度で、近くの平野人権文化センターでやっています。
松本：講師など教えてくださる先生はいらっしゃるのですか？
藤井：プロの講師に、月に１回だけ来ていただいて指導を受けています。
松本：和太鼓は体力がいるので、ランニングをしたり、腕立て伏せをしたり、肉体の鍛練をされている話を伺ったりもしますが、そういうことをされているのですか？
藤井：プロではないので、そこまではしていませんが、一応、怪我をしないために軽くストレッチ体操などをして、筋肉をほぐしてからするようにしています。
松本：どういうメンバーが集まって結成されたのですか？
藤井：元々自主活動で太鼓をされていた地域の青年団が、一般の方に教えようと、2001年度から、平野人権協会の主催で「和太鼓講習会」が行われました。その講習生の中から、「講習会だけで終わりたくない！」「続けたい！」というメンバーが集まって結成されました。
松本：最初のメンバーは、何人いらっしゃったのですか？
藤井：最初は５〜６人からスタートしました。そのうち、２期生、３期生の有志が加わり、メンバーも増え、練習する曲や演奏できる曲も増えて、出演機会も増え、どんどん活気づいてきました。
松本：初めて人前で演奏したときのことを教えていただけますか。
藤井：講習会の最後に発表の場が設けられ、普段、練習している人権文化センターでのデビューでしたが、大勢の人前で演奏するのに緊張し、もう心臓が口から飛び出しそうでした。
松本：メンバーは何歳ぐらいの方が多いのですか？
藤井：30〜40代ぐらいの人が一番多いのですが、60代の方が二人いらっしゃいます。お二人とも60代とはとても思えないような若さで、逆に私たちが元気をもらってる感じです。
松本：太鼓を叩いてると、日頃のストレス解消にもいいのでしょうね。
藤井：ストレスも、肩こりも、大きな音と一緒に飛んでしまいます。普段こんなに腕をふることがないので、肩こりも飛んでしまいました。
松本：現在の活動についてお教えください。
藤井：去年の活動を例にとりますと、５月に「平野区民まつり」、８月に平野同和教育推進議会主催の「納涼の夕べ」にも出ました。11月には「平野パフォーミングアーツフェスティバル」、大阪市の環境事業局の関連施設「リフレうりわり」のオープン記念イベントにも出ました。12月には平野区の「人・愛・ふれあいプラザ」の発表の部、またイオン平野瓜破店のグランドオープンの時に叩きました。
松本：平野周辺のイベントに全部呼ばれているようで、大活躍ですね。
藤井：1月には、平野区の成人式にも呼んでいただきました。
松本：４月以降の予定をお教えください。
藤井：4月に、全国都市緑化おおさかフェアの「花・彩・祭おおさか2006」というイベントが大阪城一帯でありますが、私たちは４月９日（日）の午後３時〜４時に、大阪城の西の丸ステージで演奏いたします。
松本：そのステージ用の練習もしていらっしゃるのですか？
藤井：はい。頑張っています。
松本：これからも、ますます頑張っていただきたいと思います。
藤原：和太鼓サークル『鼓魂（こだま）』に興味がある方は、平野人権文化センターにお問い合わせください。
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お問い合わせ／
TEL:06-6792-2007（平野人権文化センター）
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代表
藤井まり子さん
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『鼓魂』のメンバー
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本番間近の練習風景
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2004年12月
「平野地域文化祭」
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2005年5月「平野区民まつり」の
野外ステージでの演奏
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現在、横笛も練習をして、
和太鼓演奏に取り入れています
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