今回は、都島区で活動している『輝楽里(きらり)』の皆さんをご紹介します。輝く、楽しい、里と書いて、輝楽里(きらり)と読みます。どんなきらりと光る活動をしているのでしょうか。輝楽里の創設メンバーのお一人で、会計担当をされている和泉秀子(いずみ ひでこ)さんにお話を伺います。
松本:『輝楽里』とは、どういう活動をしているグループですか?
和泉さん(以下、和泉・敬称略):よさこい踊りをご存じでしょうか。それをやっているチームです。
松本:活動メンバーについてお教えください。
和泉:主に都島区に住む“おばちゃん”とかわいい小学生たちのチームです。
松本:メンバーは何人ですか?
和泉:10人ちょっとぐらいです。
松本:よさこいをやるにしては、ちょっと少ないですね。
和泉:今、一番の課題がもっと人数を増やして、がんばるということです。
松本:いつ頃から、どういうきっかけで始められたのですか?
和泉:3年前の2003年に、都島区民センターを運営されている都島区コミュニティ協会というところが、「こいや祭り」や都島の区民まつりで踊るチームを作ろうという講座を開いていました。その講座の募集を見て参加しました。
松本:「こいや祭り」って、なんですか?
和泉:毎年、大阪城公園の「太陽の広場」で行われるよさこい祭りのお祭りです。ほとんど大学生がボランティアで運営している、とても若くて熱いお祭りです。
松本:「こいや」とは?
和泉:おそらく大阪弁の “来いや”“こっちへ来いや”という意味だと思います。
松本:最初、その「こいや祭り」に出ようと思われたわけですね。
和泉:その時は、出場できませんでした。
松本:チームを作ったのに出場できなかったのですか?
和泉:やはり人数が少なくて、出場できるほどのチームとして成り立たなかったのです。やっと去年またチャンスが訪れまして、コミュニティ協会主催の「こいや祭りのチームをつくろう」という踊りの講習があり、私や以前やっていた方や新たに参加した人がいて、やっと今の10名ぐらいのチームが3年越しでできました。
松本:10数名揃ったということは、2005年は「こいや祭り」に出場されたのですか。
和泉:13名ぐらいで、加島の方も少し加わっていただいて、合同チームという形で、「こいや祭り」にやっと出ることができました。
松本:こいや祭りへの道のりは遠かったという感じですね。
和泉:そうなのですが、実は、最初は「こいや祭り」のような大きなイベントに参加できるとは思っていなかったので、“思わず出られた”という驚きがありました。
松本:実際に参加された「こいや祭り」はいかがでしたか?
和泉:暑い真夏に行われるお祭りですが、こちらも熱くなれまして、楽しめましたし、思ったほど緊張せずに気楽に楽しめました。
松本:その日のために、チームで一生懸命練習されたわけですよね。
和泉:そうですね。衣装も一応揃えました。ただ、大学生や若い方のチームはすごく上手で、コンテストをめざすようなチームは、本当に一生懸命練習されています。でも、私たちはおばちゃんと子どものチームですので、コンテストは意識せず、気楽に参加して、間違えなければいいなぁというレベルでしたので、それなりに満足感はありました。
松本:マイペースで楽しまれたのですね。
和泉:そうですね。あまり高いところはめざしていません。
松本:「こいや祭り」には、何チームが参加していたのですか?
和泉:ホームページには116チームとありましたので、全国から集まってきているすごく賑やかなお祭りです。
松本:よさこい踊りの魅力をお教えください。
和泉:自分が見る側だった時には、みんな上手で楽しそうでいいなと思っていたのですが、自分もやってみたら、「そこそこいけるやん!」っていうような自信とか、仲間と一緒に踊ると一体感ができ、そうした一体感を味わうと、やみつきになりそうな感じですね。
松本:2006年の予定をお聞かせください。
和泉:当面ですが、3月26日に都島区民センターで「都島区民文化のつどい」というのがあり、それに向けて今、新しい曲を必死に練習しています。あと、今年の9月9日、10日にある「こいや祭り」に出ることが目標です。
松本:「都島区民文化のつどい」では、新しい曲にチャレンジされるのですか?
和泉:講師の津守先生が「無限風人(ムゲンカジビゥ)」っていうチームに入っていらっしゃるのですが、そのチームのオリジナルの曲を『輝楽里』でも踊ってもいいという許可をいただいて練習しています。ところが、これがとても難しくて、四苦八苦しています。
松本:今までとは違うレベルの踊りに挑戦されているのですね。
和泉:これまでは、同じ部分を2回、3回繰り返す踊りが主流だったのですが、この踊りは4分半まったく繰り返しがありません。ですから、全部覚えないといけないので、ビデオを見て、家で練習しないとちょっとついていけないという感じです。
松本:メンバー揃っての練習は、どれぐらいのペースでされているのですか?
和泉:月2回です。
松本:最後にラジオを通じて、おっしゃりたいことがありましたら、どうぞ。
和泉:とにかくメンバーを増やしたいというのが切なる願いですので。
松本:やってみると、楽しさを分かっていただけるんでしょうけどね。
和泉:今のメンバーも始めた当初は、本当に踊ったことがないという人ばっかりでしたので、全然、問題ありません。どんな方でも、都島区以外の方でも参加していただけますので、よろしくお願いします。都島区コミュニティ協会にずっと『輝楽里』の活動を支援していただいています。コミュニティ協会のバックアップがなければ、今までもこれからもやっていけませんので、日頃から感謝しています。今後ともコミュニティ協会さんよろしくお願いします。
松本・藤原:和泉さん、今日はありがとうございました。
和泉:ありがとうございました。
藤原:都島区の『輝楽里』に入って、よさこいを踊りたいという方は、都島区民センターにご連絡をお願いします。初心者の方都島区民以外の方も大歓迎ということですので、ぜひ、お気軽にお問い合わせください。
お問い合せ/都島区民センター
TEL : 06-6352-6100
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和泉 秀子さん |
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「輝楽里」のメンバーは、
いろんな年齢層で構成されています
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「よさこい踊り」の練習風景
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「こいや祭り」では、
元気いっぱいに踊りました
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衣装を揃えて、楽しんで踊れた
「こいや祭り」
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