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ホームページでは、生粋の大阪人、ラジオ大阪アナウンサー松本恵治が、毎回、大阪のいろいろな地域で活躍している方やその地域をご紹介します。
2006年1月1日(日)放送

  『鶴見にほたるを飛ばそう会』

今年最初の『大阪の元気!』では、鶴見区内にホタルの飛び交う場所をどんどん増やされている『鶴見にほたるを飛ばそう会』の皆さんの活動に焦点を当てます。代表の三木昇(みき のぼる)さんに、新年早々、注目のお話をお伺いします。



松本:まずは活動の内容をご紹介ください。

三木さん(以下、三木・敬称略):鶴見区内を活動範囲に、鶴見区内の学校などにホタルが生息できる池のビオトープを造り、ホタルの幼虫を放して、成虫になって飛び交うような環境作りをしています。

松本:ビオトープについて簡単にご説明ください。

三木:できるだけ自然に近い状態に人工で造った環境のことをビオトープと言います。

松本:ビオトープを何カ所ぐらい造られたのでしょうか?

三木:4ヵ所です。

松本:活動を始められたきっかけについてお聞かせください。

三木:そもそもは、大人たちの思いつきからはじまったことです。“男のロマン”と称し、地域のある居酒屋に地域活動をしている団体の方々が頻繁に集まっていました。そこで区内の各種団体の役員などと一献を交わす機会が多く、そうしたなかで話が盛り上がり、みんなで一つ何かやってみようじゃないかということから、たまたまホタルを飛ばしたらどうかという話が持ち上がりました。会員の中には地方から出てきた方も多くおられて、子どもの頃見たホタルを懐かしく思い出したんでしょうね。ちょうど盛り上がった時期が6月だったので、「今の時期ならホタルが飛んどる」というのも、理由のひとつでした。話がまとまったのが、1999年6月ごろです。

松本:もう6年以上も前のことですね。三木さんご自身も子どものころホタルを見ていらっしゃったのですか?

三木:私も地方の出身で、小さいころ用水路の辺りに飛び交うヘイケボタルをよく見ておりました。捕まえたり、カヤの中に入ってきたホタルを手で取って、楽しんだことも思い出し、とても懐かしく思いました。

松本:最初は、どこに、どんな方法で、ホタルの池を造られたのですか?

三木:最初は区内の茨田大宮(まったおおみや)というところに、空いている農家の土地を貸していただき、「ほたる宿つるみ池」というのを造りました。工事は9月の中旬を過ぎ、台風のシーズンで大変でした。でも、メンバーが手弁当でいろんな機材を運んできてくれて、池を造ることができました。

松本:空き地に池を掘るわけですから、ある程度の知識がなければ、なかなかできないのではないですか?

三木:それまでに様々な施設を見せていただきました。水の浄化槽はどう造るとか、水をどう流す、どういう流域で流すとか。メンバーに、水道屋さんやポンプ屋さんもいました。運送屋さんもいます。そういう方面では非常にメンバー的に恵まれていました。

松本:完成までどのくらいかかったのですか?

三木:2ヶ月ほどかかりました。土日ごとしか作業ができませんので。

松本:99年に工事されたということは、ホタルが飛んだのは2000年ですね。

三木:2000年5月24日です。

松本:記念すべき日ですね。メンバーの方々の反応はどうでしたか。

三木:感無量ですね。素晴らしかったです。大勢の方が見に来られ、会員も胸が詰まるような感じでした。

松本:その後の活動についてお聞かせください。

三木:初めて鶴見南小学校で、子どもたちの視点に合わせたホタル舎屋を完成させてもらいました。大阪市の教育委員会が「育みネット実行委員会」というものを各学校に推奨しており、鶴見南小学校もいろいろと取り組んでいるということでした。学校を拠点に地域の大人や子どもたちが交流できるように、安全で明るく開かれた学校にしようというような活動らしいのですが、その「育みネットの実行委員会」の方から、ぜひ学校でホタルを育ててもらえないかという要請があり、小学校で初の試みでもあり、低学年の児童にホタルを見る感動を味わせてやりたいという思いもあって、工事に取りかかりました。

松本:ホタル池を4つ造られ、中学生や小学生たちが喜ぶ姿を見られると、どういう気持ちになられますか?

三木:言葉には表せないようなその場の雰囲気、「これからもやらなあかんな」と力付けられますね。

松本:今後の活動の展望についてお聞かせください。

三木:鶴見区には小中学校が11校ありますが、現在3校下でホタルのビオトープを造り、活動をしています。これを鶴見区11校下の中で、小学校、中学校、地域の誘致できるような場所があれば、広げていきたいと考えています。

松本:これまでも喜びいっぱいの活動をされてこられましたが、喜びの輪はまだまだ広がっていくということですね。

三木:どんどん広げていきたいなと思っています。

松本:これからもホタルの輪を、どんどん地域に広げていってください。

三木:承知いたしました。

松本・藤原:今日はどうもありがとうございました。

三木:ありがとうございました。


お問い合わせ/鶴見区役所区民企画室事務局
TEL:06-6915-9683

出演者写真 代表
三木 昇さん


鶴見区民まつりで、テントを出して、
広報活動をしました

「ほたる池」の着工工事

茨田北中学校の「ほたる池」

ホタルの幼虫を育てる
カワニナの生育状況の確認と環境調査



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