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ホームページでは、生粋の大阪人、ラジオ大阪アナウンサー松本恵治が、毎回、大阪のいろいろな地域で活躍している方やその地域をご紹介します。
2005年9月3日(土)放送

  「ゆざと軽スポーツクラブ」

このコーナーは、松本恵治が大阪のいろんな地域の皆さんにスポットを当てて、活動ぶりやその地域のことを、電話取材にてご紹介します。今回は東住吉区の「ゆざと軽スポーツクラブ」マネージャー・松多輝治(まつたてるはる)さんにお話を伺います。
湯里は、近鉄の針中野駅あります。どうして湯里っていうんですかね?温泉でも出るんでしょうか?もう少し南の矢田には、「ラスパ大阪」っていう温泉がありますが、その辺りも含めて今日は聞いてみたいと思います。


松本 さっそくですけど、どうして“ゆざと”って言うのですか?

松多 昔、温泉がわいていたという話を聞いております。覚林寺というお寺があって、そこに昔、お湯が沸いていたという井戸があるんです。
昔は「湯屋島」とか、そんな呼ばれ方もしていたようです。

松本 「ゆざと軽スポーツクラブ」は、その名の通り、軽スポーツの同好会活動をされているそうですが、どんな軽スポーツを主にされているんですか。

松多 小学校の体育館と運動場をお借りして、体育館の方では、卓球、バドミントン、ミニバスケットボール、ソフトバレーボール。で、運動場の方では、ゲートボール、グラウンドゴルフ、テニス、そういったスポーツをやっております。
これ以外にも「こんなスポーツをしたいよ」ということがあれば、ご要望に応えて、いろいろできるような組織にはしております。

松本 全体ではどういう日にされてるんですか。

松多 毎月第一日曜日と祝日。祝日といっても、月に2回あったりしますけど、おおよそ月2回ぐらいのペースで活動させてもらってるんです。
おおよそ40人から50人ぐらい集まっていただいて、好きなスポーツをやっていただいています。

松本 今、実際どれぐらいの人たちが活動されているんですか。

松多 会員数自体は220名ちょっとです。小学生も中学生もおりますし、どちらかというと大人の方が多いです。大人といっても、熟年50歳、60歳、70代という方が中心になって活動してます。
対象としては、一応この湯里小学校の校区内、湯里連合町会内にお住まいの方っていうのを原則にはしております。
実際これでスタートしたんですけど、卓球とかをやってはる方が「月2回ではちょっと頼んないので、もうちょっとやりたいわ」ということになって、そしたら「卓球の同好会つくりませんか?」ということになって、卓球同好会ができたんです。
徐々にそれぞれの同好会が出来上がってきたという感じです。
最初は卓球、バトミントン、テニス、ゲートボールぐらいでしたかね。

松本 そういう形で同好会ができてきて、レギュラーでいろいろ独自に活動されてるんでしょうけど、そういう毎月、毎週されている活動の他に、年間を通じてもいろいろと行事があるんですよね。

松多 そうですね。「ハイキングへ行こう」という題名で、ハイキングを年に2回ぐらい行ったり、ワクワク運動会という名前の運動会、これ運動会といっても、ゲーム感覚の簡単なパン食い競争であったり、風船わりゲームであったり、楽しめるものということで。

松本 どちらかというとゲーム感覚で体を動かせるみたいな感じですね。何_qもグルグル走ったりというようなものでなく。

松多 そうです。やっぱり熟年の方が中心になって、例えばリレーで競争したら、怪我される方も出てくると思いますので、そういうのではなくて、本当に軽く体を動かして・・・。

松本 本気で綱引きやったりとか、そんなんじゃないですよね。

松多 綱引きはやりました・・。
「あそびやあそびや」と言いながらも、綱を持つとみんな真剣になりますから、やっぱり危ないのは危ないですね。その辺は気を付けてやらしてもらってます。

松本 ハイキングとか運動会の話がありましたけど、その他に何か行事は?

松多 行事というか、地域で夏祭り、盆踊り大会とかそういう風なことがあったり、冬にお餅つき大会があったりしますが、このクラブから有志の方が出て、喫茶店の模擬店をしようとか、うどん屋さんの模擬店をしようとか、そういったこともしてます。また、小学校の掃除なんかの時には協力や、そのほか地域活動にも積極的に参加させてもらうということをさせてもらってます。

松本 なるほど。ですから、スポーツクラブというよりも、スポーツをしたい人が集まってきて、そこからいろんなことをやっているということですね。

松多 このクラブに規約っていうのがあるんです。その中には、このクラブの二本の柱が目的として記してあります。「地域住民の方の健康、体力の維持増進と生涯スポーツの振興」、これがひとつですね。もうひとつが「会員の皆さんの親睦を深めて、明るく住みよい湯里の町づくりに貢献しましょう」というのがふたつ目。そのふたつ目の方が、とくに僕はやりたくて、このクラブをスタートさせた経緯があります。

松本 その交流の方はどうなんですか。松多さんが地域の交流を深めたいという、その辺は着実に進んでますか。

松多 着実に非常に進んでいると思います。来られる人もスポーツ半分で会話半分、ストレス発散のええ機会やということで、例えば卓球しながらでも、すごく競技目的の激しい卓球じゃなしに、軽くお話をしながらでもできる程度の卓球であったり、グランドゴルフなんかでも、和気藹々とおしゃべりしもってやってはりますね。
休憩時間なんかには、お茶も飲んで、世間話でもしもって、そんなほんわかした雰囲気です。

松本 二本柱とおっしゃいましたが、その湯里の地区のいろんな地域の交流、その湯里地区のいい点、こんなとこが好きやという松多さんのお考えを聞かせていただきたいんですけど。

松多 湯里は地域としてはわりと小さい地域になるんです。そういったこともあってか分かりませんが、比較的地域の諸団体、町会であったり、老人会、青年部、子ども会、民生児童委員であったり、もちろんPTAとか、青少年指導委員、いろんな団体があるんですけど、皆さん仲良く、協力し合って行えているなぁというのが実感です。それとみんな仲良く協力し合えているという点がすごくいいなと思っています。また小学校の周りですけれども、畑なんかもまだポツポツと残っています。
それで、地域の畑をお借りして、なにわの伝統野菜「田辺大根」とかも作っています。この行事は、今年も予定してはりますけど、そういったほのぼのとしたいい町ですね。そんなところが好きです。

松本 なんかお話を聞いているだけで、もっとスポーツ!っていう感じのお話が伺えるのかと思っていたら、なんかほのぼのとした雰囲気が伝わってくる。地域の良さがね。

松多 それと、先ほど話しになりましたが、このクラブをやってるキッカケづくりとしてしましたけれども、作ったら段々、盛り上がりを見せて、卓球クラブができ、グランドゴルフもでき、会員の皆さんが自分たちで運営して、自分たちでこのクラブは育てていくんやという、そういう気持ちがいちばん大切なことではないかと思っています。与えられたクラブがあって、例えば会費を払って自分の好きな時だけやって、それだけじゃなしに、自分たちで考えて、育てていくクラブであるという。先のハイキングなんかも最初は、クラブの役員さんが企画や運営をして、それで皆さんをハイキングに連れていくというような形をとったんです。段々盛り上がってきますと、今度は卓球同好会で企画運営しましょうよとなったら、卓球部の方が企画もして、運営もされる。今年の錦織公園なんかは、グランドゴルフさんが出しましょうということで、自分たちで下見も行き、トイレの位置を確認して、団体切符を購入して、そんなとこまでやってくれはるんです。だから、自分たちでやっていくという、そういうところが、素晴らしいとこやと思っています。

松本 そういう意味では、スポーツをきっかけに地域自体がいい方向に活性化しているというか、交流が深まっているというのが伝わってきました。本当に松多さん、お忙しいところ、ありがとうございました。これからも頑張ってください。

松多 どうも、ありがとうございました。


出演者写真 マネージャー
松多輝治さん

写真
テニス
皆さん自由なスタイルで楽しんでいます。

写真
ゲートボール
それぞれが、自分のペースで

写真
ゲートボール
いつも和気あいあいの雰囲気。

写真
体操
無理をしないように、ゆっくり体を動かしています。

写真
卓球
教える人も教えられる人もみんなで楽しく。
お問い合わせ
「ゆざと軽スポーツクラブ」
大阪市東住吉区湯里5-7-3
TEL:06-6702-8349
FAX:06-6703-1377
e-mail:matuta@d9.dion.ne.jp

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