アースデー(4/22)イベントとして開催される「ロハスサイクル・エコライブ2010。今年は4月25日(土)、会場を昨年までの扇町公園から旧北天満小学校芝生広場に移しての開催となりますが、そこには、主催者であるミュージシャン山本公成さんとNPO、そして地元の方の素敵な出会いがありました。 |
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山本さんに芝生広場の存在を教えたのは、この地域で活動を続ける田中ゆたかさん。音楽好きのため、様々な音楽イベントに関わるうち山本さんと出会い、親しい間柄となりました。しかし、たまたま姉と山本さんの子息が結婚をしたため、今では山本さんを「おやじと呼ばなければいけなくなった(笑)」という関係に。 |
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この場所の緑化に技術面で協力したのは、NPO法人ITステーション「市民と建設」近畿支部長で芝生クラブ代表の森川勝仁さん。NPO法人のオフィスが近くにあり、地元の人から2006年に廃校になった北天満小学校跡に雑草が生えて困っていると聞き、せっかくのスペースを利用しないのももったいないとの思いから、芝生化を提案。地元の人々が半信半疑で聞く中、日頃から校庭の芝生化に技術協力しているノウハウを生かし、たった2ヶ月、しかも破格の費用で緑の空間へと変えました。 |
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今では地域の中核空間によみがえった旧北天満小学校跡。よみがえりの出発点は、跡地利用委員会による点検にありました。この小学校の卒業生で 北天満青少年指導員連絡協議会・会長の奥一朗さんは、避難所になっている廃校跡を訪れた際、これではだめだと感じたそうです。講堂に入ったとたん、ほこりっぽさ、かび臭さ、じめじめ感がたまらず、こんなところに避難できないと直感。窓を開け放ち、床を2〜3回ぞうきんがけして、やっとそれを収えたそうです。以後、北天満掃除クラブを有志と作り、月に1回のペースで掃除を始めました。 |
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