2009年12月12日(土)放送
 

今週もこれ!

「なにわ伝統野菜サミット」

先週、田辺大根を使ったお好み焼きを作って試食した様子をご紹介しましたが、他にも、なにわ伝統野菜料理をみんなで作ったり、調理積みのものを持ってきていただいたりして、全6品が完成。おいしくいただきました。
その後、なにわ伝統野菜の復活栽培の取り組みが果たす役割などについて、全員で話し合いました。
学校で栽培することや、一般の野菜との食べ比べにより、子供たちの食育面で役に立っている点。地産地消や間引き菜や大根の葉っぱまで食べることなどによる環境面での貢献。身近で作られる野菜のため、食の安心安全にもつながる点など、色々な意見が出席者から述べられました。

上段の左から、勝間(こつま)南瓜の鶏肉詰め、天王寺蕪のピクルス、辛みを生かした田辺大根のおろしそば、下段左から、田辺大根とすじ肉の煮物、田辺大根の漬物、田辺大根と天王寺蕪のお好み焼き。

料理に使った勝間南瓜の種。次の栽培に使う貴重な種なので、決して捨てません。

なにわ伝統野菜研究の第一人者、農学博士の森下正博さん。大阪府立食とみどりの総合技術センター時代、もはや存在しないと思われていた田辺大根を森下さんが偶然見つければ、なにわ伝統野菜の復活はありませんでした。

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なにわ伝統野菜を使った飴を製造・販売する「豊下製菓」専務取締役の岡田明寛(あきひろ)さん。いくつかの市民活動にも関わり、自らもなにわ伝統野菜の栽培に取り組んでいます。

最後は、全員で「なにわ伝統野菜の歌」を合唱!バイオリンの音色が、なぜか懐かしさを醸し出します。
そのバイオリンを演奏されたのは、森下さんでした。