2009年11月7日(土)放送
 

“ミニ大阪”を経営しよう

「こども盆栽」

活動は、2007年5月、松浦さんがまだ東京の大手通信社に在職中に大阪で「ミニ大阪」というイベントを開催したのが始まり。1日だけの町をどんなルールでどう経営するか、そこにどんな店を作るかなどを子供たち自身が決め、当日は町にある職安で仕事をまず見つけ、働くことで通貨「ボン」がもらえ、それで遊んだり買い物したりすることができます。
リストラ、ニート、ネット難民など、仕事にまつわる社会問題がクローズアップされる中、幼少期から仕事に対する理解が必要だとの考えから始まりました。子供たちが仕事を通事、お金の仕組みを知り、問題が起きた時の対処の仕方などを考えてもらう、というのが狙いです。
現在、NPO法人となっているこども盆栽の代表理事を務める松浦さんは、大阪市立大学在学中から就職活動支援サークルの活動を始めました。現在は、「ミニ大阪」をはじめとする「ミニタウン」シリーズの他、大人を対象とした仕事に関する支援活動も行っています。

子ども達がつくる町にはスタッフ以外の大人は入れません。町の説明も子供達がします。
写真提供:NPO法人こども盆栽

「ミニ大阪」は毎年5月4日と5日に開催。子供たちが主役のイベントの陰では、こんなに多くのボランティアが活動を支えています。
写真提供:NPO法人こども盆栽

今回お話を伺ったのは、「NPO法人こども盆栽」 代表理事・松浦真さんとボランティアスタッフの橘晶子さん。

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