2009年10月31日(土)放送
 

今年もやります、四天王寺ワッソ

「ワッソ文化交流協会」

四天王寺ワッソは、在日韓国人系の金融機関が取引企業の人々と共に1990年に始めたイベントです。しかし、その金融機関の破綻にともなって2000年を最後に中断。新たに設立されたNPO法人ワッソ文化交流協会により、2004年に復活を遂げました。今年は11月1日(日)の10:30〜17:00(式典や巡業は12:30〜15:30)に史跡なにわの宮跡で開催されます。
古代、大阪は“難波津”と呼ばれる港町で、外国から船で来た人がまず着いた地であり、日本と東アジアの交流拠点でした。渡来sた使節団は難波津から迎賓館的存在であった四天王寺へと案内され、そこから大和へと向かいましたが、四天王寺ワッソはそうした当時の国際交流の様子を雅やかに再現するお祭りです。
メイン行事は、日本に渡来した東アジアの人々の巡行と、使節団を出迎える日本の偉人たちとの交流催事の二つからなっています。


使節団の巡行に加え、韓国や中国の伝統芸能も披露されます。
写真提供:NPO法人ワッソ文化交流協会

収録場所は、大阪市平野区の赤留比売(あかるひめ)命神社。新羅の王子・天之日矛(あめのひぼこ)の妻・赤留比売命を奉っています。

「NPO法人大阪ワッソ文化交流協会」の歌川聖彦(きよひこ)事務局長が、四天王寺ワッソや赤留比売命神社についてお話しくださいました。

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