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だしの薫りに誘われて 「大阪おうどんの会」 「大阪おうどんの会」は、麺にコシがある讃岐うどん全盛の今、薫りのいいだしとそのだしによく絡む「大阪うどん」を見直そうと、仲間内で作っている団体です。お話によると、大阪うどんは、麺、だし、具の3バランスが重要(大阪おうどん麺だし具三位一体説)で、家庭で打つことはほとんどなく、近所にある安くておいしい行きつけの店で生めんとだし(味つき)を買って、具だけ加えて作ることが多いのが特徴。ただ、本格的な研究はあまりされていとのことです。 |
典型的な大阪うどん。塩を使わない丸い麺は、大阪商人の“丸さ”と煮崩れ防止の面取りの意味があるとのこと。 |
たこ焼き入りうどん。北村さんによると、明石焼きはだしに漬けて食べるので、うどんの中にたこ焼きが入っているのもごく自然とのこと。 |
北村早苗さんは世界での酢の使われ方の研究などを手がけ、恩地宏昌さんは製麺大手・恩地食品の社長。いずれも食品の専門家。 |