2009年8月15日(土)放送
 

アートの町になった下町

「梅香に住もう!」

「梅香に住もう!」のプロジェクトは、大阪大学の授業で、大阪市此花区梅香の町の活性化を考えたことがきっかけで始まりました。授業終了後も大学生や卒業生が、実際にこの町の活性化に取り組み、地元の不動産会社の協力を得て、ショートステイできる部屋を自分たちで造り上げました。そして、メンバーが1週間〜数ヶ月にわたり、交代でその部屋にショートステイし、町の様子をインターネットで発信し続けています。
これがきっかけで、高齢化が進むこの町を若い作家や物をつくる人を育てる場にしようという「此花アーツファーム構想」も始まりました。 その一つの動きとして、福岡在住アーティストの藤浩志さんが、メリヤス工場跡の空き家を借り受け、「此花メヂア」として地域の人に空間を提供。近々、その一室で三線教室がスタートする予定です。
左の写真は、2008年11月に梅香小学校体育館で子供たちをまじえて行われたワークショップで出来た作品を、実際に梅香の駐車場に焼き付けたもの。道路の白線と同じもので描かれています。

「梅香に住もう!」プロジェクトの拠となっている「モトタバコヤ」では、フリーマーケットなどのイベントも行われています。

「モトタバコヤ」でお話を伺ったのは、高林洋臣(ひろみ)さん。2009年3月に大阪大学を卒業し、梅香に引っ越してしまいました。

「此花メヂア」では、管理人の越智正洋さんにお話を伺いました。ここは水都大阪2009に出展する藤浩志さんの工房としても利用。

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