2009年8月1日(土)放送
 

よみがえれ、ハイカラタウン!

「十三ジャズ」

居酒屋が並ぶお父さんの町というイメージの十三は、以前、ジャズの音が鳴り響くハイカラタウンでした。、キャバレー「ゴールド」を中心に演奏が絶えず、世界の名だたるプレーヤーたちもステージを踏みました。観客たちは、ジャズを堪能した後、夜の十三に繰り出し、町は遅くまでにぎわいを見せていたそうです。
そこで、毎日8万人が電車を乗り降りする活気あるこの町に、もう一度ジャズの灯を復活させようと、有志で「十三ジャズ実行委員会」を結成。今年7月、最初のコンサートを開催したところ、予想を大きく上回る約320人が詰めかける大反響を呼びました。今後は、コンサート、協賛店でのライブ、ストリートライブの3本柱を展開。「十三ジャズマップ」の作成も考えているとのことです。十三の町は、今、ジャズ、映画、演劇、ライブハウスを中心に「エンターテイメントタウン・十三」として、その魅力を発揮しつつあります。
*左の写真は、7月12日に行われたJuso Jazz Summer 2009で演奏した「あさかぜビッグバンド」。

Juso Jazz Summer 2009に登場したもう一つのバンド「淀川ジャズボンバーズ」は、淀川区に住むプロの演奏家が2年前に結成。さすがの演奏を聴かせてくれました。

今回お話を伺ったのは、 十三ジャズ実行委員会の事務局担当で第七藝術劇場代表の松田昭男さん(左)と、企画担当で情報誌「淀川散歩」編集長の佐々木博史さん。

お話を伺った後、十三の町をご案内いただきました。かつてはキャバレーの町として知られた十三に唯一残るキャバレーがここ。ただし、今はジャズ演奏は行われていません。

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