2009年7月11日(土)放送
 

歌い継がれる水都の舟歌と子守歌

「淀川三十石船舟歌
八軒家浜保存会」

「淀川三十石船舟歌八軒家浜保存会」会員は、全員が大阪城の観光案内をしている「大阪観光ボランティアガイド協会」のメンバー。会長の川口誠朗(まさあき)さんが、舟歌を交えて大阪城のガイドを行っている姿を見て、他のメンバーも次々に川口さんに舟歌を習って覚えていったのが保存会設立のきっかけでした。
淀川三十石船は、江戸時代、京都の伏見と大阪を結ぶ水上交通でしたが、船頭は乗客に退屈させないよう、京都から大阪までの風景を歌にして歌いました。全部で19番まであります。今回の取材では、川口さんにその舟歌を歌っていただきました。
さらに、保存会の会員で、天満生まれの池山加壽子(かずこ)さんには、祖母から教わった「天満の子守歌」も歌っていただきました。
左の写真は「淀川三十石船舟唄碑」。天満橋〜天神橋間の大川北岸・南天満公園にあります。

会長の川口誠朗さん(中央)と、会員で天満生まれの池山加壽子さん(右)

舟歌碑と同じ南天満公園にある天満の子守歌像

大川を航行する、“現代版三十石船?”
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