2009年6月13日(土)放送
 

“おおさか水まちめぐり” part2

「池永邸から矢倉緑地へ」


先週に続き、5月31日(日)に行われた「なにわ自慢〜おおさか水まちめぐり」の特集です。今週は、大阪の水辺を歩いて回る「川巡り遊歩」のうち、 「池永邸から矢倉緑地散策ツアー」 と、中之島公園で行われた文化祭「水とみどりの中之島フェスタ」をご紹介。
「池永邸から矢倉緑地散策ツアー」は、かつては水郷の里と言われた野里をはじめ、100年前の淀川付け替えで大きく姿を変えた西淀川区の水辺を巡るコースです。最初に訪れたのは、江戸中期に造られた農家(左の写真)で国の登録有形文化財の池永邸でした。
・左上=池永邸の主屋(おもや)
・右上=今も庭に残る謎の石。日時計として使われたとも言われている
・左下=昔はこの出入り口のところまに水路があり、屋敷から田舟で直接、田んぼに向かった
・右下=地元の方の協力で完成した資料館
*池永邸は非公開です!


江戸前期にできた人工水路の「中島大水道」と大野川を埋め立てて造った大野川緑陰道路。ガイドは池永邸の所有者で、 郷土史家、野里の町作りを考える「野里ヒクイナ会」会長の池永悦治(よしはる)さん。


姫嶋神社では、姫島の地名由来について、 鈴木孝季(たかとし)宮司からお話を伺いました。昔、阿迦留姫命(あかるひめのみこと)が新羅の王子、天之日矛(あめのひぼこ)のもとに嫁いだもののうまくいかず、九州を経由して難波に逃げ帰りました。その時に滞在した比売(ひめ)島(大分県姫島)から名付けられたそうです。

大阪市内ではほとんど見られなくなった漁港でもある、福の船だまり。







ゴールは淀川河口にある矢倉緑地。こんないいところがあることは、あまり知られていません。
中之島公園では、文化祭「水とみどりの中之島フェスタ」が開催され、楽しいステージが朝から繰り広げられました。

また、「なにわ遊体験」と題し、色々な体験コーナーも設けられました。
1


 

indexに戻る
top pageに戻る