2009年6月6日(土)放送
 

“おおさか水まちめぐり” part1

「大橋房太郎ツアー」


5月31日(日)、大阪市内で「なにわ自慢〜おおさか水まちめぐり」が開催されました。これは、当番組に登場した皆さんが中心になって進めている「大阪ひと・まち魅力発見事業推進会議」が、水都大阪2009にちなんで開催したイベントで、大阪の水辺を歩いて回る「川巡り遊歩」と、ステージと体験イベント「水とみどりの中之島フェスタ」の2本柱で構成されています。
今週ご紹介するのは、「川巡り遊歩」で用意された5ツアーのうちの、「大橋房太郎をたどる歴史コース」と、翌6月1日(月)に開催された「淀川付け替え100周年記念シンポジウム」の様子です。大橋房太郎は、100 年前に行われた淀川付け替えに生涯を捧げた大阪の政治家ですが、このコースでは、彼の古里、JR放出駅から、イベントのメイン会場のある中之島公園まで、彼にゆかりのあるポイントを回って歩きました。
左の写真はツアーの様子。最前列右は、ガイドを担当した水都の会・(いかり)安弘さん。


大橋房太郎の生家前を通過。


房太郎が淀川大改修に生涯を捧げるきっかけになったのは、明治18年に起きた淀川大洪水。その時、この白い部分まで浸水。生々しい跡が残っています。

房太郎のお墓がある正因寺では、房太郎のひ孫でシャンソン歌手の中村扶実さんも、マイクを持ってお話をしてくれました。


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ゴールの中之島公園では、房太郎(前列右の和装)が明治の音楽とともに入場し、ステージに上がりました。扮しているのは、大阪まちプロデュース主宰の山根秀宣さん。

翌6月1日に中央公会堂で行われた記念シンポジウムは満員の盛況ぶり。旭堂南陵さんによる新作講談「大橋房太郎一代記」も上演されました。