曽爾高原

とにかく一面ススキ 曽爾村の名勝「鎧(よろい)岳」も美しい 「サン・ビレッジ曽爾」コテージ、バンガロー、オートキャンプ場、テニスコートなどがある

 名阪国道・針インターから1時間、曽爾(そに)高原は季節にるなと一面ススキで埋まります。「亀山」という山の中の約38ヘクタールの草原が、4月下旬から5月にかけて淡い緑で覆われ、6月から8月には2m近くにまで成長。9月に穂が出始め、10月下旬に下草が枯れて、11月には“花が咲いた”ように見える状態となります。
 曽爾村の歴史は古く、神話伝承の舞台となっています。古事記下巻に「宇陀之蘇爾(うだのそに)」、古事記伝には「蘇爾は大和國宇陀郡の東の極の山中にて、今の世八村にありて曽爾谷と云う」とあり、地名も古代からありました。また、曽爾村が「塗部(ぬるべ)の郷」といわれるのは、日本武尊(やまとたけるのみこと)が狩りの際に漆(うるし)の枝を折ると、汁で手が染まり、物も美しく染まったため、曽爾の里に「塗部(塗る人たち)」を置き、これが日本の漆塗りの発祥になったとの伝説があるためです。

曽爾高原ファームガーデン「すすきの館」 地ビールが飲める自然派レストラン

「すすきの館」の隣の「麦の館」で製造された「曽爾高原ビール」

 

近畿道ものがたり取材アルバム 道でたぐる想い出の糸