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夏休みのある日、小学生3人に明石海峡大橋に来てもらいました。目的は明石海峡大橋の徹底研究。そのためにはまず、上から見ることが一番です。最初に、この巨大な橋をつり上げている2本のタワーの一番上近くまで行きました。タワーの高さは約300m、外に出られるのは288m地点。東京タワーの展望台より高いところから、橋が一望できるのです。 |
下から見ても美しい明石海峡大橋 | 管理用通路を恐る恐る歩く | エレベーターでタワーの上へ |
橋の端からタワーまで行くため、まずは管理用通路まで上がりました。橋けたの下にありますが、既に海抜40m。真ん中あたりは80mになります。風が吹き抜けるように下が金網状になっているため、足がすくんでなかなか一歩が出ません。やっとの思いで歩き始めると、そこにはパイプのようなものがいくつも通っています。これは淡路島へ水道水を送っているパイプ。他に電線や電話線などもあります。まずは子供たち、橋は車が通るだけではないことを知りました。 タワーに到着し、わずか2分で上まで昇りました。子供たちは怖がりながらも、「海がめちゃきれい」「(淡路島から)帰ってくる車が多い」などと、すぐに冷静に観察を始めました。造りはじめから完成まで10年もの歳月を費やした世界一の吊り橋の雄大さを、最も実感できる所からの観察です。 |
約300mからの眺めを体験 | 橋の科学館の展示 | 世界一長い吊り橋(タワー間の距離)のギネスブック認定書 |
タワーを下りて、「橋の科学館」に入りました。ここでは、明石海峡大橋のケーブルは、両端にあるアンカレイジという巨大なコンクリートの塊のような土台につながれ、支えられていることなどを知りました。 そして、橋を渡り、淡路島側の淡路SAへ。到着するなり子供たちは、駐車場の車のナンバープレートを確認。神戸、なにわ、宮崎、愛媛、浜松と、日本全国の車が物を運ぶために明石海峡大橋を通っていることを知りました。 |
明石海峡大橋のライトアップはこの3色の組み合わせでいろいろな色を出している | 明石海峡大橋のケーブル断面の模型 | いよいよ明石海峡大橋を渡る |